2022年9月9日 埼玉県と共催する講演会を開催しました

コンパスナビニュース

2022/09/20

当日は天候に恵まれ、総勢224名の方々が参加してくださいました。
また、たくさんの方々のご支援・ご協力により無事講演会を終えることが出来ました。
皆さま、誠にありがとうございます。

 

そして、ありがたいことにメディアにも取り上げていただき、WEB記事や新聞にも掲載していただいております。

 

東京新聞「厳しい環境の子ども知って 施設〜社会に出た時の支援 さいたまでシンポジウム」

講演会の内容

【第一部】 アフターケア支援員による講演では、実際に自立支援や就労支援に携わっている支援員3名が「社会的養護の背景」や「支援の現場のリアル」を話させていただきました。

【第二部】児童養護施設出身当事者によるトークセッションでは、ゲストに俳優の古原靖久さんやミュージシャンの矢野デイビッドさん、THREE FLAGS(西坂來人さん×山本昌子さん×ブローハン聡-弊社社員-)を迎え、児童養護施設を巣立った後の苦労や自分たちの想いなど、様々なことを語っていただきました。
ゲストそれぞれが自らの経験を踏まえ、「児童養護施設の子どもたちにできることは何か」「あの時の自分はどうして欲しかったのか」をご来場の皆さまと一緒に考える機会となりました。

ご来場いただいた皆様からのアンケート(一部抜粋)

・震える感動にアンケートを書いている手が今も震えております。
経験はないのですが子育てに関わりたいと地域や色々考えながら探していました。

・今まで当事者の声を聴く機会がなかったので聴けて良かったし、色々な人に聞いてほしいと思った。

・日常生活においてなかなか考える機会がないテーマであり恥ずかしながら全くもって虐待や児童養護施設の子たちの現状について知りませんでした。

・生きるための選択肢が少ない中で、たくましく生きている若者からの素晴らしいエネルギーを頂きました。知る事。寄り添う気持ち。普通の人として接する事を心がけようとしました。

・このような活動をしている団体自体初めて知りました。現場の声をもっと聴きたかった。もっと聴きたかったので全体的に時間が足りなかったです。また開催してください。

・児童養護施設等から社会に出た子たち一般の子たちで離職率や進学率がこんなにも違うことに驚き困っていることを知らず考えさせられました。第2部のトーク内容すべてインパクトがあり、あっという間に時間が過ぎました。

ご寄付のご報告

協賛企業様、個人の方々より、たくさんのご寄付をいただきました。誠にありがとうございます。皆さまからいただいたご寄付は、社会的養護の若者のために広く活用させていただきます。

【寄付内容】
協賛金(13社 下記参照) 850,000円
入場料(500円 224名) 112,000円
会場でのご寄付 99,500円

合計 1,061,500円

ゲスト、コンパスナビ、ボランティアさん、クローバーハウス利用者みんなで記念撮影

今回の講演会を通して、多くの方々に「社会的養護について」知っていただけたこと、社会的養護を経験した若者に対し「私たちができること」を共に考えることができたこと、大変嬉しく思います。

2015年の団体設立以来、皆さまの日々のご支援・ご協力により、私たちコンパスナビは活動しております。これからもより一層精進してまいりますので、今後とも何卒よろしくお願い申し上げます。

 

講演会当日の様子はこちらからご視聴いただけます↓