若者の生活問題をサポート
親や周りの大人を頼ることの難しい若者たちの、生活上のさまざまな困りごとに対応しています。 借金問題、ネットトラブル、貧困、DV、妊娠、心身の不調など、若者たちからのさまざまな相談に対し、弁護士、医師、専門支援団体、行政等の皆様と連携しながら、解決に向けてサポートしています。
ホームレス支援
事務所近くに緊急避難住戸をお借りしており、緊急の住まいとして提供しています。 また、シェルターやシェアハウスと連携し、住居の確保を支援します。 ホームレス支援団体や埼玉県住宅供給公社と連携して、住まいと仕事の確保をサポートします。
借金・ネットトラブル支援
法テラスや弁護士と連携し、借金問題やネットトラブルに対応します。 金銭管理セミナーを実施してトラブルを未然に防ぐとともに、実際にトラブルになった場合の対処方法もアドバイスします。
貧困支援
困窮者支援行政窓口と連携し、生活保護申請への同行やその後の見守りを行います。 サポーターの皆さまからいただいた衣類、生活用品、食品などを提供します。
【エピソード】住む場所を失った 20 歳のAさん
Aさんは18歳で児童養護施設を退所後、寮付きの仕事を始めました。しかし、精神的な不調で仕事を続けられなくなり、寮を出てからはインターネットカフェで雨風をしのいでいました。
支援の流れ
- 状況を知った施設の職員からコンパスナビに支援依頼。
- 緊急避難住戸を提供し、当座の生活ができる環境を確保しました。
- 心身の回復後に就労協力企業の見学や面談を行い、配慮の厚い企業に採用されました。
- 現在は新しい仕事を続けながら、落ち着いた生活を送ることができています。