【お知らせ】2024年度活動報告書を公開しました。

このたび、当法人の2024年度活動報告書(データ版)をホームページにて公開いたしました。
昨年度1年間の取り組みと、私たちが目指す“若者たちのREスタート”への強い想いが詰まった一冊です。
多くの方にぜひご覧いただければと思います。
【設立10周年。支援のフィールドが大きく拡大!】
2024年度は、コンパスナビ設立10年目の節目となりました。
保護の経験がなくても、虐待を受け家庭から逃れようとする若者や、刑務所等出所者の再出発を支える支援を本格化させました。
埼玉県初の女子自立準備ホーム「皆登会 埼玉県女子自立更生センター」の運営も行い、緊急避難が必要な女性への住まい支援にも取り組んでいます。
【「ただ、安心できる場所」— クローバーハウスの利用が増加】
若者たちの心の拠り所「クローバーハウス」は、のべ利用者数が913名となりました。
学校、職場など、さまざまな場所で懸命に生きる若者たちにとって、「ただ寝ていてもいい、誰かがいるから安心できる場所」としてのニーズが一層高まっています。
【緊急かつ複雑な課題に、包括的な支援で対応】
所持金ゼロ、借金、精神疾患、居住の喪失…支援現場では、複合的で緊急性の高いケースが増加しました。
行政・弁護士・医療・福祉など多機関と連携し、長期にわたる個別支援を実施。2024年度は生活支援31件、住居支援22件の対応を行いました。
【“仕事と住まい”をセットで支援。協力企業は75社超に】
離職と同時に住まいを失う若者が後を絶たない中、特別な配慮をもって就労機会を提供してくださる企業と連携。
協力企業は75社を超え、若者たちの安定した「REスタート」を支える大きな力となっています。
【夢に寄り添う、体験就労と自立支援イベント】
「就職前に、自分の適性を知ってほしい」という思いから、13名に体験就労を提供。
また、金銭管理・ネットリテラシー講座、オリンピアンとの交流会など21回の自立支援イベントを実施し、のべ331名が参加しました。
「少しずつ自分が変われた気がする」、「未来がすっごく楽しみになった」という声も届いています。
本報告書では、上記のほかにも実際の支援事例を交え、活動の全体像を詳しくまとめています。
ぜひこの機会にコンパスナビの活動にご理解とご関心をお寄せいただけましたら幸いです。
私たちの活動は、多くの皆さまのご支援により成り立っています。
コンパスナビへのご支援についてはこちらのページをごらんください。