【なびんちレポート】#12 滋賀県「こどもソーシャルワークセンター」
コンパスナビニュース
2024/01/19
今回は、滋賀県にある「こどもソーシャルワークセンター」のご紹介です。
2022年に、児童養護施設出身の若者とコンパスナビのスタッフが訪問し、「こどもソーシャルワークセンター」の代表幸重さんと、スタッフの方にインタビューをさせていただきました。
こどもソーシャルワークセンターとは
こどもソーシャルワークセンターにはソーシャルワーカー(社会福祉士など)が常駐し、地域のおとなたちが「しんどさを抱えるこどもや若者たち」と関わってくれる、居場所活動を中心に活動を展開しています。
社会的養護出身者に限らず、家がしんどい・学校がしんどい・生きるのがしんどい等、そんなこどもや若者たちが、地域のおとなたちと[ ともに成長しあう場所 ]として開放をしています。
またソーシャルワーカーが、行政と連携して必要としているこどもや若者たちを居場所につないだり、逆に関わっているこどもや若者を行政や民間の支援につなぐ役割も持っています。
さらに彼らの声を社会に届け、モデル事業を構築して制度化することで、社会そのものを変えていくソーシャルアクションも行っています。
こどもソーシャルワークセンターの活動は大きく分けて5つ
①子ども達の夕刻を支える夜の居場所 トワイライトステイ
②日中を過ごす第三の居場所 「ほっ」とルーム
③生きづらさを抱える若者たちの支援事業 ユースホーム
④家庭でケアラーの役割を担っている若者たちによる ヤングケアラー支援づくり
⑤様々な団体とネットワークを作りながら取り組む多様な活動 ネットワーク事業
今回のインタビュアーは実際に「こどもソーシャルワークセンター」を利用している若者だったこともあり、利用者の生の声も聞け、彼らにとってのとても大切な居場所であることを実感しました。
是非インタビュー動画もご覧ください。
インタビュー動画
■なびんち:「こどもソーシャルワークセンター」
https://navinchi.jp/02/02-00/4310.html
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