「ひとりで悩まないで!相談先はたくさんあるよ!」
社会的養護(児童養護施設、自立援助ホーム、里親等)出身者が困り事の内容によって相談先を検索(全国)できるプラットホームサイト「なびんち」が2022年2月15日にオープン。
児童養護施設等に入所した若者のほとんどは18歳で一人立ちを余儀なくされます。なかには仕事や住まいを失ったり、貧困、こころの不調、孤独に悩まされる若者も少なくありません。
「困った時には、各専門の支援団体や行政が支えてくれるよ」
このことを明確に彼らに伝え、どこに相談すればよいのか、相談先がすぐに分かる、そのようなサイトをめざしました。
取材・撮影は児童養護施設等の出身者がアルバイトで!
紹介している全国の支援団体には、コンパスナビ社員と各地元の児童養護施設等出身者と一緒に訪問取材しました。
団体の支援内容の紹介や支援員のメッセージ動画が見られることで相談することのハードルが下がることを狙っています。
また、取材してくれた当事者が今後その団体とつながっていく事も期待できます。
さらに、全国の支援団体と連携することで、それぞれの得意分野、専門性を活かした手厚い支援につながることを目指してしています。
※サイト開発費は日本財団 通常募集事業から、取材費は休眠預金活用新型コロナウイルス対応緊急支援助成を活用しました。