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インタビュー/特別寄稿

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企業訪問 株式会社キユーソーエルプラン
物流オペレーションのプロ集団の中で活躍するフォークリフトオペレーター!

物流の出発点は工場の倉庫。工場で生産された製品は、まず工場倉庫に入る。倉庫にある在庫を顧客に届けるという活動が物流だ。その物流活動を事業として行うのが物流会社で、具体的には、輸送業務や倉庫業務などがある。倉庫業務は、荷物や製品を預かって保管することが今までの主たる仕事だったが、最近では顧客の注文に合わせて商品を取りそろえ、検品、梱包して出荷するという一連の仕事に変化してきている。それを限られた時間の中で効率的に行うことが求められ、フォークリフトオペレーターが日々活躍している。

「株式会社キユーソーエルプラン」は、倉庫および冷蔵庫の「構内作業」専門の会社として1992年に設立

日本人なら誰でも知っているマヨネーズ、キューピーがシンボルマークのキユーピー株式会社。1966年(昭和41年)2月、そのキユーピー株式会社の倉庫部門が独立して、「株式会社キユーソー流通システム」の前身「キユーピー倉庫株式会社」が設立された。

今や、グループでは全国約140箇所以上にのぼる事業拠点と、グループおよびキユーソー創栄会(協力運送会社)にて約5千台の車両を擁し、食品物流の総合力において、業界をリードしている。
創立50年、「日本の食」に物流で貢献する「株式会社キユーソー流通システム」(=以下KRS)グループはさまざまな会社を擁している。
そのなかにあって「株式会社キユーソーエルプラン」は、KRSの倉庫および冷蔵庫の「構内作業」専門の会社として1992年に設立された。

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キユーピー株式会社・株式会社キユーソー流通システムの創業者中島董一郎の教えはグループ共通の経営理念として脈々と受け継がれている

■社是  楽業偕悦(らくぎょうかいえつ)
同じ志をもって一致協力して目標に向かい、個人の意欲・やりがいを大切にして仕事(業)を楽しみ、困難や苦しみを分かち合いながら、悦びを偕に(ともに)していこうという考え方が、わたしたちの基本的な価値観となっています。

■社訓
◦ 道義を重んずること
◦ 創意工夫に努めること
◦ 親を大切にすること

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「物流」は商品の積みおろし、倉庫への入出庫および仕分作業などの「構内作業」に支えられている


日々、何気なく利用しているスーパーやコンビニ。そこで滞りなく目当ての商品を購入できるのは、商品の仕分けや配送を担い、生産者から消費者に品物を引き渡す流れ─「物流」に従事している人々がいるから。

今回紹介する株式会社キユーソーエルプランは、食品物流で信頼の厚い「株式会社キユーソー流通システム(=以下KRS)」の倉庫および冷蔵庫の構内作業を担う専門の会社である。

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玉城一麿さん(23歳) 2011年入社 所沢物流センター 倉庫3係 係長


同社の所沢物流センターで活躍する若手社員の玉城一磨さん( 23歳)と金高季里さん( 22歳)は、いわゆる「構内作業」の業務に従事している。構内作業とは、輸送されてきた品物の荷下ろしや積み込み、倉庫や保管所への搬入、搬出などを手がける仕事だ。玉城さんは、次のように説明する。

「僕たちの働く物流センターの主な業務は、工場などから届けられた商品を預かり、スーパーといった小売店へ発注に応じて配送すること。商品を正確な個数で、所定の場所、日時に届けるために、24時間365日休みなく稼働している職場です。僕は現場責任者を担当しており、金高のような実際にフォークリフトを扱う作業者が効率的に働けるようディレクションしたり、勤怠管理をしたりしています」

大量の積み荷があふれるセンター内で自在にフォークリフトを操り、テキパキと荷物をさばく金高さんは、高校時代からこの仕事に憧れていたそう。

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金高季里さん(22歳) 2012年入社 所沢物流センター 倉庫4係


「私が通っていた工業高校では、学校でフォークリフトの資格を取ることができたんです。そこでフォークリフトを操作する楽しみを知り、今の仕事に就こうと考えました。毎日、時間に追われながら荷物を運ぶ忙しい職場ですが、時間内に効率よく仕事が終えられると大きな達成感を得られます」

 

自分が教えられたことを他の人にも伝えていきたい


一方、玉城さんは「正直、最初は軽い気持ちで今の会社を選んだ」という。しかし、働くにつれて周囲からの期待はどんどん高まっていった。

任される仕事を懸命にこなしていく日々。気がつけば、23歳という若さで係長に抜擢され、現場で司令塔的なポジションを任されるまでになっていた。

「入社してすぐの頃は、仕事を終わらせて早く帰ることばかり考えていました。でも、ある日、自分が率先して動いたり、まわりとコミュニケーションを取ったりすることで、業務が効率化できることに気づいたんです。それからは自分だけでなく、どうすればまわりも気持ちよく働けるかを考えるようになりました。係長になってからも、なるべくいろいろな人に声をかけたりして、みんなが働きやすいムードを作るよう意識しています」

そんな2人に、今後の社会人生活における目標について尋ねてみた。

「僕は駆け出しのころ、先輩に仕事の心構えや、人との接し方を親身に教えてもらいました。僕もそうした先輩がたの思いを引き継いで、後輩たちに働くことの喜びや、やりがいを伝えていけたら嬉しいですね」(玉城さん)

「今の職場には、私くらいしか女性の正社員がいません。だから、もっと女性が働きやすい環境を作って、より多くの女性に選ばれる仕事にしていきたい。一見、構内作業はただの力仕事だと勘違いされがちですが、むしろ緻密さや丁寧さが求められる仕事なんです。

女性だからこそ、この仕事で活かされる能力もあると思います」(金高さん)

社長・所長に見守られながら若々しい二人は率直に語っていたのが印象的だった。

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3トンのフォークリフトを鮮やかに操る様子を見せていただいた(動画)

株式会社キユーソーエルプラン

株式会社キユーソー流通システム

 
  • 3トン用のフォークリフトを鮮やかに操縦する

  • 大きなトラックが出番を待つ広いパーキング

  • うずたかく積み上げられたパレット
  • フォークをパレットに差し込んで運ぶ

  • 時間内に効率よく、美しく整頓しながら荷物を捌けると達成感がある!


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