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インタビュー/特別寄稿

インタビュー/特別寄稿

聖学院大学ボランティア活動支援センター物語③
人の心に寄り添ったボランティア活動で力をもらった

聖学院大学でボランティア活動に出会い、
「新たな自分」を発見

阿部所長にお話を聞くなかで、聖学院大学ボランティア活動支援センター・学生窓口を担っている永松実梨さん(こども心理学科4年)のことに話が及んだ。
人のために動こうという気持ちがどうやって湧きあがってきたのか、彼女に話を伺い、背景と経緯、心の成長に打たれた。

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気がつけばいつのまにか学生の窓口係に


2011年3月11日の東日本大地震のとき私は高校生で、ボランティアをしたいという思いはありましたがなにもできませんでした。聖学院大学では大震災のボランティア活動がきっかけとなって、2012年に「聖学院大学ボランティア活動支援センター」を設立。私は翌年2013年に入学するとすぐに、ボランティア活動に参加するようになりました。先輩たちの熱心な行動を見習って、主に釜石のボランティアにのめり込んでいきました。そして、気がつけばいつのまにか学生の窓口係になっていました。

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そもそも私が聖学院大学に入学したのは、オープンキャンパスを訪れ、「こども心理学科」のポスターに心打たれたからです。大学では心理学を学びたいと思っていましたが、とくにこどもの心理学に特化していたわけではありませんでしたが、「こころ」を理解するための基礎と実践、そして社会環境が求める「こころのケア」と、私が学びたいことができると思ったので、即入学したいと思いました。

中学校のとき不登校になった~母の愛情と支え、埼玉県立戸田翔陽高校との出会い


私が「こころのケア」に惹かれた理由は、実は私は中学生のころ、不登校児だったからです。ケガをしてからわれたのがもとで学校に行けなくなりました。学校が好きなのに行くことができないその悲しみと悔しさで押しつぶされそうで、親に向かい合うのも苦しくなっていました。母は親の会等に出席して、懸命に私をサポートしてくれました。一方、負けず嫌いの私は、学校の行事や修学旅行だけは出席して思い出を残そうと考えて、実行していましたが、相変わらず授業などには出られず、高校進学の時期になりました。母が、三部制の埼玉県立戸田翔陽高等学校が私に合うだろうとすすめてくれて、学校見学に行ってそこに入学することに決めました。明るい学校で環境が変わったこともあり、楽しく高校時代を過ごすことができました。

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オープンキャンパスのご縁でその後希望通り、聖学院大学に入学した私は、大学のボランティア活動をする一方で、3年のときに埼玉県の教育委員会が募集したスクールソーシャルワーカーとして、中学校の保健室でボランティアを経験しました。いじめや不登校、児童生徒の相談にのるお姉さん役として生徒と向き合いました。相談を受け、私の体験を語り、生徒の役に立てたことはうれしいことでした。また、母校の戸田翔陽高等学校の「不登校シンポジウム」でもお話をしました。

埼玉県立戸田翔陽高等学校

病児保育のエキスパート 認定NPO法人フローレンスに就職する


いま4年生の私は、卒業後もこどもとかかわる仕事をすることになります。認定NPO法人フローレンスで「病児保育」「障害児保育」「小規模保育」などこどもの問題に向き合い、ビジョンをもって常識や固定観念にとらわれず、心で向き合っていきたいと思っています。自分のやりたいことが早くみつかり、目標に向かった仕事につけるのも、ボランティア活動などでたくさんの人から教えてもらったことが糧になったのだと思います。

認定NPO法人フローレンス

聖学院大学ボランティア活動支援センター物語①

聖学院大学ボランティア活動支援センター物語②

聖学院大学

 

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