一般社団法人青少年自助自立支援機構コンパスナビ

インタビュー/特別寄稿

インタビュー/特別寄稿

The音楽療育!!~音楽はすべての壁を超えて~④

④はっち先生、コンサートで歌う!
     音楽療育を通して出会った人々と音楽

はっち先生、実は歌手である。
「コロラトゥーラ ソプラノ」という声の種類で、とても高い音をだして歌う。そう、歌手の楽器は『声』。マイクを使わずに歌うので、身体中が響く楽器なのだ。クラシックやミュージカルなどを中心に、コンサートではオーケストラやピアニストと歌い、時にはダンスの披露も♪

はっち先生はソプラノ歌手 中村初惠さん

はっち先生はソプラノ歌手 中村初惠さん

 はっち先生、実は歌手である。


「コロラトゥーラ ソプラノ」という声の種類で、とても高い音をだして歌う。そう、歌手の楽器は『声』。マイクを使わずに歌うので、身体中が響く楽器なのだ。クラシックやミュージカルなどを中心に、コンサートではオーケストラやピアニストと歌い、時にはダンスの披露も♪

先日は『精神ケアの大切さを伝える講演会』での開会式でミニコンサートをさせていただいた。この日はロシア人ピアニストと一緒に、ドレスを着て華やかに♪

このイベントでは、統合失調症や大病によって心にダメージを受けた患者さんや、患者さんを支援している支援者の皆さん、医師の皆さんが参加されていて、とても意義深いものだった。

300人入る会場は、満員!! 立ち見のお客様がずらりと並んで楽しさも熱気も倍増♪


コンサートの一曲目の「第九 by ベートーヴェン」から大きな手拍子、アンコールでは、ミュージカル「踊り明かそう from マイ フェア レディ」でダンスをしながら客席へ。皆さんからは、とっても大きな手拍子︎

「 今日は本当に幸運でした。癌でなかなかコンサートに行けないのだけど、本当に元気になりました。」終了後、通路で嬉しそうにこう話しかけて下さった女性の笑顔。

思わず音楽に感謝、とても嬉しかった。

コンサート前には、精神疾患を持つ皆さんが丁寧に作った手作りの小物をお買い物。安くてとっても可愛いんだもの♪

様々な病に精神的なケアは、とても重要なこと。私の知る限り、日本では『心のケア』がどうしても後回しになりがちの様に思える。けれど、病気をしていなくても心が辛くなるのだから、その上さらに重い病気や痛み、障がいを抱えているとしたら、生きていくことはそれはそれは大変なこと・・。

実は、はっち先生は、2年前から難病を患っている・・・


実はこの私、はっち先生は、2年前に難病を患い、モルヒネを注射する程に吐き気を催す様な激しい痛みに苛まれた。難病というからには、特定疾患という治療法が見つかっていない病気である。・・はっち先生、まだ若いのに(!?)。

私はこの時、本気で身体の声、心の声に向き合い、考える機会を得た気がしている。幸いにも、今現在は、痛みは当時に較べてずいぶん穏やかになり、周囲の支えの中で生活できている。けれど、手足の麻痺や、頸と背中、下半身にまで、まるで十字架を背負っているかの様な痛みに四六時中捕らわれている時には、この痛み、苦しみには終わりが来ないのではないかと感じた。「 なんて辛いのだろう。この辛さを誰かに聞いて欲しい、理解して欲しい、話したい」・・・他の人には苦しい姿を見られたくない、と思うと同時に、どこかで「知ってほしい」、そんな風に感じたりするのだな、と、思う。

人が人を理解して、共存していくことはとても難しいこと。


それでも人は生きていかなくちゃならなくて、だからこそ、それぞれが精一杯生きることが出来る、なるべく個性が活かされる、そんな社会になることを願って止まない。

小春日和な柔らかい陽射しの下で、講演会のお手伝いをされていた支援者である皆さんの嬉しそうにお見送りして下さったその温かい笑顔が、とても印象的だった。

次回は、発達障がいを持つチャレンジキッズの卒園式に潜入!!
子ども達の成長をお伝えしていきます♪


The音楽療育!!~音楽はすべての壁を超えて~

 

インタビュー/特別寄稿全記事(新着順)一覧へ戻る

コンパスおしごとナビ

ナビ部

ページTOPへ